僕ってどこまで〈量子的〉
2. 現在に見るポータル
2.1 アバターという「胎児」
まず切り出しに、きわめて“空想度”の高い話から始めます。それは、この「現在」という時期をこの十年間ほどとして、そこで生じた自分の世界観を動かした出来事――5年前に体験した臨死体験――を契機とした、実に“現生離れ”した、そういう意味で“空想度”の高い話です。
先に兄弟サイト『両生歩き』で、十年前のシリーズ記事「老いへの一歩」へのこれまでの閲読データを分析した記事「 続きを読む
1. 過去へのポータル
ポータル(玄関口)を通って「過去」へと入って行く世界は、実務的には、子供時代からの記憶の掘り起こしです。
そうした遠い昔の思い出は、ほんの十数年前までは、〈他愛もない子供心の世界〉と、さほどに気にも留めていない、それこそ些細な事象でした。
それが、量子理論に接し、その難解な世界解釈を自分なりに作り上げる中で、例えば「局地」と「非局地」という、実に耳慣れない用語をもってものごとを捉えられるようになり、それが、一連の過去の思い出を根こそぎに見直すきっかけとなりました。 続きを読む
僕ってどこまで〈量子的〉
三つのポータル
このタイトルに答えるには、いろいろな切り口が考えられます。
それを、時間を尺度に、過去、現在、未来の三つの切り口を設けると、それらが各々に、ひとつのポータルつまり玄関口になっていることに気付かされます。そこで、そういう三つの「局地」における、その各々での「非局地的」体験を取り上げてみます。
そこでまず、その三つのポータルのそれぞれにおいて、以下、思いつく要素をリストにしてみます。 続きを読む