「四分の三プロジェクト」の突破口

先に《「四分の三プロジェクト」への〈下ごしらえメモ〉》を書き、いよいよ、このプロジェクトの「始動近し」の気配を表わしました。しかしまだ、そこに一点、最後まで留保を置いている箇所があって、起動を踏み切れないでいました。それが最近、思い掛けないことから言わば〈友軍〉と遭遇し、その最後の曇りが「やはりそうだったかと」、晴らされることとなりました。

そうしたその「最後の留保」とは、二重の引っ掛かりを伴ったもので、一つは、「灯台下暗し」とも言える盲点と、他は、「身びいき」を戒める抑制でありました。 続きを読む

「四分の三プロジェクト」への〈下ごしらえメモ〉

まだ試行錯誤段階なのだが、「四分の三プロジェクト」への“食材”が出そろい始めている。その25年間を満たすはずのコンテンツのいろいろである。

すでに述べたように、「健康観」から「人生観」への移動過程を終えて「プラスアルファ」を見出し、まがりなりにもこの生命装置の正常運転に入っている。

むろん、いつ、予期せぬ異常が発生し、この正常運転が狂いだすか予断は許せない――現にPSA値の高さの要注意信号が出ている――のだが、運転としては、以下がその大要となるはずだ。 続きを読む

《「バーチャル地球」人》に生まれ代る

はじめに、「バーチャル」という「仮想」との意味において使われるインターネット用語についてです(蛇足気味ですが)。この用語は、 たとえば、「バーチャル商店街」 との語があるとすると、それは、現実に存在する「商店街」ではなく、ネット空間上に仮想商店街として存在するものをそう呼びます。ですから、実際の土地や建物を用意する必要はないために、通常、すばやく安価にそれを設置できます。 続きを読む

「局地性/非局地性」と「シスジェンダー/トランスジェンダー」

2021年6月12日付記事のように、量子理論のその特徴を、「エロチック」と呼んでも、あるいは、より広く「ロマンチック」と呼んでもいいのですが、そういう一対の要素同士の「共振」や「共鳴」が前提となっている領域や空間を、「非局地性(注)」という量子用語をもって、あらためて考えてみたいと思います。というのは、この語が、世界を根本的に見直す武器となる可能性を秘めているからです。 続きを読む