第7章 「究極のゴール」との《収れん》

まずはじめに、読者の皆様には、行ったり来たりのお手間をとらせることとなり、まことに申し訳ないのですが、その往復は、この〈非科学-科学〉の構想の創発的バックグラウンドをなす、《双対的》枠組みとその発展である《収れん》の一つの具体的在り方であることを、それをもって例示する意味を持っています。そしてそう往復することによる一種の距離感や移動感こそ、〈非科学-科学〉の構想の量質感の具体的な手ごたえとなるはずです。

すなわち、この《双対的》枠組みと《収れん》が実際のコンテンツについては、兄弟サイト『両生歩き』の最新号(2024年1月7日付け)に掲載の〈「究極のゴール」、私の場合〉にあり、なにはともあれ、それを参照していただく手間を切にお願いいたします。

というのは、この〈非科学-科学〉という一見、自己矛盾しているかのタームが示すことは、矛盾関係ではなく、その矛盾するかに見える考え方こそ、この従来の科学から峻別されるべき新たな科学の内実を表しています。くりかえせば、その従来科学上では「矛盾」して見えるものでも、新たな科学つまり「非科学-科学」においては、ちゃんと筋が通っていて矛盾はないものです。

つまり、ここでいう〈非科学-科学〉とは、『両生歩き』でいう「究極のゴール」と呼ばれているものと構想上、同等なもので、そこに以下のように述べられ、互いにそう関係しているものです。

かくしてともあれ、私の「究極のゴール」は、その創発と展開の場を、総論は『フィラース』において、各論は『両生歩き』においてそれぞれ実行され、《収れん》されてゆくものと展望されます。

こうして今後、二つのサイト『フィラース』と『両生歩き』とは、互いの「双対的」関係を生かして、それぞれの創発と発展を行ってゆきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA