4.3 ホログラム存在

 

「汎情報の質的ホログラム」

議論内容としては繰り返しとなりますが、適用段階に進むにあたり、ここで再度、確認しておきたいことがあります。それは、以下に述べる特性に気付くか否かによって、私たちは基本的に、自分自身の認識の立ち位置を、大きく異ならせてしまうからです。

また再度というのは、本論記述の早い段階で、人間の「意識の起こり」について、それを「映画館現象」と呼んで議論しました。その着眼への再度の言及となるのですが、ここでは以下のように、別の譬え――ホログラム――を用いて、再度それにのぞみます。 続きを読む