MaHa ちょっと先を急ぐようなのだが、この数週間で、ことに兄弟サイトの『両生歩き』で、話が大いに進展してきたね。そこで、君の「〈心〉理学」にひとつ節目をつけたいと思うんだが、いいかな。
相棒 上手にやってください。さもないと、読み手がとまどいますから。
MaHa OK、OK。まず、君のいう「人生2周目」も、80歳で切り上げて「3周目」に入ろうという話だが、まだ79歳になったばかりだから、その「3周目」まで、まだ一年ほどあるね。そこでこの一年を、〈「人生3周目」前夜〉と呼ぶとしよう。
相棒 何か、クリスマスイブって感じですが。
MaHa 一年丸ごと「イブ」だが、そのイブで、どうやら、一挙に「〈心〉理学」の急進展が起こりそうな気配だ。というのは、いまや、AI技術の急速な進歩によって、それはもうAGI(汎用人工知能) と呼ばれてもいいほどのものへと向かっている。そしていよいよ、その能力が人間の能力を超える「シンギュラリティ」と呼ばれる時が2045年あたりで起こると言われるようになってきた。人間様も、おちおちしてられない展開だ。そこでだが、私の見るところ、だからこそ、君の「〈心〉理学」の出番がいよいよやってきているということなんだ。しかも、君の「〈心〉理学」は、そうしたAIがくみ上げきれないところに焦点を当てている。
相棒 解りました。では、そうした「3周目イブ」ということで、新しいステージに入ってゆきましょう。