9月の「日平均訪問者数」（赤線）は、8月の173人から287人へと114増し、かつてない最高値となっています。この大幅増は、「MaHaの世界」（桃色線）のほとんど垂直にも見える“爆増”によるもので、9月27日に発表した記事「「MaHa」の学的最前線（その６）」――故松岡正剛氏の絶筆出版とも言える対談録『初めて語られた 科学と生命と言語の秘密』を解読――への、わずか数日間に見られた桁違いのヒットがもたらしているものです。
この「MaHaの世界」の“爆増”は、引用書の著者のこの8月での逝去という不幸な奇遇が直接の要因とは思われますが、そこに展開されている時代の嚆矢となる議論への広い関心も寄与しているものと推測されます。
各部門別の変化では、どれも「日平均訪問者数」の伸びに貢献するほどの伸びは見られず、逆に、「MaHaの世界」の単独の寄与が明らかです。
個別に見ると、「フィード」（ピンク点線）が2000ヒットを越える大きな伸びを見せ、もっとも高い数値となっています。
次に高いのは「その他」（紫点線）――その主要内容は本「分析レポート」――で、5月の突出からの下降が続いていますが、年初の500ヒット前後レベルから比べると、2倍を越えて伸びています。
その次のレベルでは、1000ヒット前後の中位的なレベルにおいて、「理論人間生命学」（緑線）、「生命情報」（青線）および、今年より新しく設けられた「自分彫刻」（空色線）の三部門が、わずかな下降も含め、ほぼ現状を維持して、安定的な関心を引いているものと推測されます。
500ヒット以下のグループでは、全般に、わずかな減少を示していますが、唯一、「人生はメタ旅に向かう」（黒線）がかろうじての伸びを示しています。