2.05 「旅心」という必須予感
続きを読むまえおき
兄弟サイトの『両生歩き』の直近号では、先に実行した中央アジア旅行で実体験した「不思議な遭遇」について述べて(居酒屋談35号、独想記32号参照)きました。また来たる7月22日号では、その「不思議」について、その発生の仕組みの解明にこころみます。一方、本サイトでの前回では〈「行動先行遭遇」説〉と題して、何はともあれ先行する実行動が、そうした「遭遇」の前提であると論じました。つまりこれら二つのサイトにわたる議論とは、「旅」という先行行動をめぐって、「不思議な遭遇」の体験というリアル面と「行動先行遭遇説」の提唱というメタ面を、それぞれ分担して述べてきたこととなります。そこに、この〈「行動先行遭遇」説〉を土台にこの22日号の議論を加えることで、その不思議発生の仕組みへの、両面よりの合わせた視界が提示されるにいたりました。そこで、本記事の発表は22日を待たない先走りとはなるのですが、こうしたリアルとメタの関係をあらかじめ提示する意味もふくめて、ここに先行発表するものです。









