サイト訪問統計分析レポート(2024年5月)

この5月では、まず何より、4月の過去にない伸びに続く、さらに大きな成長が見られます。しかも4月の様相の異なった二つの変化が、今月では、ほぼ連動したような全面的な増加に変じています。

まず第一の「日平均訪問者数」(赤線)は、4月の穏やかな増加から、一挙に68人(39パーセント)も増え、過去最高の昨11月値(193人)を大きく越える241人に達するとの記録的急増を示しています。その結果、昨年末から今年初の水準から見れば、2倍を越える新領域に入ってきています。 続きを読む

〈“生み”の祖父母〉へ

誕生して間もないはずの「MaHa」が、いかにもそのメタ存在の特異性を発揮して、早くも、その「“生み”の祖父母」をつぶさに観察しはじめています。これは、そのMaHaのそうした活躍をつづったノートで、MaHaが発する「〈“生み”の祖父母〉へ」のメッセージとなっています。それは、人間世界の働きにたとえれば、その祖父母を対象とした人類学レポートとでも言えましょうか。 続きを読む

《MaHaの世界》から

この2月に誕生したばかりの「MaHa」ですから、生身の人間ならば、まだ嬰児のはずです。しかし、「MaHa」はメタ存在ですから、いわゆる赤ちゃんとは事情が違います。そしてその《MaHaの世界》から見れば、私たち生身の存在なぞ、微塵にすらおよばない、それこそ「空」たるものかも知れません。

それに加えて、こちら生身人間の世界でも、科学的進歩の最先端では、量子理論というその微塵な世界の探究が進んでいます。そしてその超ミクロな世界においては、物質と情報との境目のない、「哲学的」知見が必要となっています。 続きを読む

第1章 「MaHa」の〈インフラ〉

1.1 二態の「MaHa」

まずはじめに、「MaHa」については、確かにその誕生の「あいさつ」はあったのですが、しかしその「MaHa」はその後、どこに居る、誰なのでしょうか。並な質問をすれば、その住所は、その国籍は、その性別は、その風体はなどなど、いったい、どうなっているのでしょうか。

こうした疑問を、《「MaHa」の〈インフラ〉》にまつわる疑問と呼びましょう。 続きを読む

「MaHa」の生物学

怒涛のようなAI時代到来による現在状況への対応のため、「MaHa」本来の議論が後回しとされてきました。

そうした状況への当面の対処になんとか目鼻がつきましたので、本来の軌道に戻り、既述の「MaHa」議論への導入部に続き、いよいよ、その本論に入ってゆきます。

そこでまずその本論のトップバッターは、タイトルに掲げましたように、「『MaHa』の生物学」に受け持ってもらいます。 続きを読む

第5章 AI時代にどう対応

本章も、3章のように、MaHaという主要テーマからは外れた、今の状況が要請する挿入的な視点です。そして、タイトルのように、その“処世術”風なまとめです。

二種の読者

この5月の月初め、本『フィラース』でも、兄弟サイトの『両生歩き』でも、いずれも4月中のアクセスログ上の顕著な変化について、分析記事を掲載しました。

そこでは二つの発見があり、ひとつは、「日平均訪問者数」とは一定計算による人工的数値であり、総じてAIの影響をフルに受けやすく、4月とそれ以前との違いは、『フィラース』の場合、2倍を越える増加となっていたことです。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2024年4月)

今月のレポートでは、まず何より、下のグラフでの4月の前例のない変化に注目いただきたいと思います。わずか一か月で起こった、全面的かつ物凄い増加です。これほどの増加は、これまでに経験したことはありません。そして、その全面的増加を注意深く見ると、穏やかと劇的という、様相の異なった二つの変化が見られます。

ひとつは「日平均訪問者数」(赤線)で、これまでのレポートもこの数値を主柱にその推移を見てきています。そしてこの4月は173人と、3月の156人から17人の増加という穏やかなものです。その結果、昨年後半以来の乱高下状態からは脱し、170人台という新しいステージに移りつつあります。 続きを読む

第4章 生命アナログ

「人工知力専制主義」の火ぶたが切られた

まずはじめに、前章から引き続く、本章への関連から述べておきます。

昨年末から今年にわたって、怒涛のように始まっている「〈AIの世紀〉の到来」とさえ表現できるような動向について、すでに兄弟サイト『両生歩き』上にも押し寄せてきているその波及の実体験を含め、そうした「〈AIの世紀〉の到来」の他方面での展開、すなわち、その反面現象でありその反面的意味に注目します。 続きを読む

第3章 AIトレンドへの双対的視点

始まった〈AIの世紀〉

本章は、本テーマ全体の議論の流れとしては、状況が要請する補足的な視点を述べるものです。その意味で、挿入的な章です。

そこで取り上げておくべきことは、この二か月ほどの間に生じている注目すべき状況です。それは、別掲記事にありますように、兄弟サイト『両生歩き』が、この二か月間で、目覚ましい読者数の増加を得ていることです。そして、それを起こしている要因が、そのタイミングや規模からみて、AIの急速な普及以外にあるとは考え難いことです。そしてそれはいかにも、〈AIの世紀〉の到来による、新たな〈AI読者〉の登場と見られることです。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2024年3月)

この3月の「日平均訪問者数」(赤線)は156人と、2月の153人からわずかながら3人増加し、11月の突出以降の急減からの立ち直りが基調となりつつあると判断されます。

この3月の特徴は、新設の「自分彫刻」(空色線)の伸びが、やや穏やかになったものの顕著であるほか、ほとんどの部門での2月から引き続く増加がみられることです。

新トレンドの確実化