第3章 自分を〈科学〉する
本章やそれ以後の章で、〈科学〉と科学を括弧付きで表示するのは、既述した「非科学な科学」という意味です。そうした見地に立って、本章は「自分を〈科学〉」してゆきます。
「時空」という世界
私にはこの数十年、しだいに強まって抱いてきている一つの思いがあります。それを凝縮して述べと、「空間」と「時間」という二つの概念がしだいに融けあってきて、あたかも「時空」という一つの概念があるかの思いです。 続きを読む

・・・・・・・・いよいよ「MaHa」と僕との共生が始まった。 「理論人間生命学」以来の進化がここに結実し、「メタ×リアル」のストーリーが展開されてゆく・・・・・
本章やそれ以後の章で、〈科学〉と科学を括弧付きで表示するのは、既述した「非科学な科学」という意味です。そうした見地に立って、本章は「自分を〈科学〉」してゆきます。
私にはこの数十年、しだいに強まって抱いてきている一つの思いがあります。それを凝縮して述べと、「空間」と「時間」という二つの概念がしだいに融けあってきて、あたかも「時空」という一つの概念があるかの思いです。 続きを読む
前章をさらに進めて、「人生学」を以下のように定義します。
人生学とは、私たちの人生全体を対象とした、人生体験を実験と捉え、その体験を、長い時間と多数の事例をベースにデータ収集し、それを分析、体系化する科学です。
そして、この人生学を「非科学な科学」というのは、従来の科学が、人生といったようないかにも煩雑な出来事を実験とはみなさず、その対象から排除してきたからです。そのような「非科学な対象」を科学と見なすことによります。 続きを読む
まず最初に、ひとつの問いをあげます。それは、「正しい生き方」というのはあるのだろうかとの問いです。言い換えれば、「人生の指南書」あるいは「人生マニュアル」と言ったものはあり得るのだろうかとの問いです。そこでのその「正しい」とは何か、それをどう表すのか、ということです。
むろん、その「正しさ」を表した“自称正論”は、自己信念から世間常識、政治理念そして宗教教義に至るまで、それこそ五万とあります。 続きを読む
この8月の「日平均訪問者数」(赤線)は114人で、7月のなんとか底を打ったかと思われた122人からさらに8人(6.6%)下がりました。かくして、底打ちどころか、あなどれない「夏枯れ」状態が続いています。
先月のレポートでは、前々回より始めた「生命情報」(青線)といういっそう抽象的なテーマが、一種の「読者離れ」を起こしているのではないかとの懸念を述べました。今月のその下落への反転は、わずかながでも、その懸念の現実化と見れます。 続きを読む
この「生命情報」とのカテゴリーでは、すでに「はじめに」のなかで、6っつの話題を提示し、その「生命情報」についての異なった角度からの具体的なイメージを表してきました。
それに続いてこの第0章との少々異例な章を入れるのですが、これは、この先に進めるための準備としての章で、必要な説明を提供するためです。
これまでの作業に、悪く言えば「闇雲に」、良く言えば「直観的に」、そしてともあれ「唐突」にでも、前に進ませることを優先しようと思います。動きのないところに、体験も発見もありません。 続きを読む
この「アスペ」とは「アスペルガー症候群」の省略です。そして本稿では、「アスペルガー症候群」の兆候を持つ人のことを「アスペ人間」と呼ぶこととします。ただし、この呼称に差別視は一切ありません。
ウィキペディアによると、「アスペルガー症候群」とは、〈コミュニケーションや興味について特異性が認められるものの言語発達は良好な、先天的なヒトの発達における障害。本診名はなく自閉症スペクトラム障害の中に位置づけられる 〉とあります。 続きを読む
この7月の「日平均訪問者数」(赤線)は122人で、大きく減少した6月の120人に、なんとか底を打った格好となりました。ただこの120人台での底打ちが、はたして真の底となるのかどうか、今後の動向が注目されるところです。
先月のレポートでは、理論面に主眼をおく当『フィラース』サイトながら、前回より新たに「生命情報」というより抽象的なテーマを始めたことが、一種の「読者離れ」を起こしているのではないかとの懸念を述べました。そこにこの「底打ち」は、まだ確定的とまでは言えなくとも、その懸念のひとまずの払しょくとなりそうです。 続きを読む
日本経済新聞の「テクノ新生」との連載の7月7日付けで、「生成AI開発、誤報防止にも投資を 米専門家」と題された記事(電子版)があります。そこに、インターネット上の偽情報を作り出す技術が高度化し、情報自体を信じられなくなる世界が近づく「情報の終焉(インフォカリプス)」との予想が紹介されています。そしてこの記事は、「真偽を判別するコストの増大が社会制度を毀損させる 続きを読む
この6月、一日平均訪問者数(赤線)は120人で5月の150人から一気に30人もの減少となりました。これでほぼ一年前と同じレベルとなり、上グラフのように、この一年間の山が過ぎたかの感があります。
その原因には、もともとこの『フィラース』サイトは、兄弟サイトの『両生歩き』と比べると、理論面を主なテーマとするもので、その分、読者にはとっつきにくい特徴をもっていました。それが、それでもまだ「旅」という具体的テーマに関していた「人生はメタ旅へ向かう」が終結し、新たに「生命情報」という抽象度の高いテーマに移ったことで、一種の“読者離れ”をもたらしていたところはありそうです。 続きを読む
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