サイト訪問統計分析レポート(2025年7月)

今月は「日平均訪問者数」(赤線)が6月の579人からさらに100人減って476人となりました(グラフ表示は一部をカット)。4月が464人でしたから、3か月前への舞い戻りです。ただ、4月と違い、「総ヒット数」(赤二重線)が逆に上昇した上でのこの減少であり、AIをふくむ機械検索効果が影響しているものと推測されます。

ただ、そうした機械検索による「総ヒット数」の増加も、各記事への増加にはほとんど現れていません。ただひとつ、「その他」(紫点線)が少々反発し、その主要コンテンツであるこの「訪問統計分析レポート」記事へのアクセス増があります。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2025年6月)

今月は「日平均訪問者数」(赤線)が5月の1,052人からほぼ半減して579人となり、グラフの表示も一部をカットしてあります。4月が464人でしたから、5月の2倍以上の伸びが異常で、それを除いても、尻上がりの増進状況にあるとみなせます。

各部門も、5月の異常な伸びの反動で、おしなべて下降状況を示していますが、5月の異常を除去して見れば、ほぼ順調な伸びを示していると言えるでしょう。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2025年5月)

今月は状況が大きく変わり12,000ヒット以上部をカットして表示しているのですが、一見のごとく、「日平均訪問者数」(赤線)がずば抜けて伸び、1,052人となっています。先月が464人でしたから、一気に588人、2倍以上の伸びです。この異様とも言うべき伸びは、Al 津波の時期でさえみられなかったものです。

他方、AI効果の目安である「総ヒット数」(赤二重線)は、3月の同程度の増加が、「日平均訪問者数」の増加の100人程の増加にしか対応していなかったことから判断すると、このほぼ600人のうちの500人程度の増加は、単純には分けれないとしても、それ以外の要素によるものと判断されます。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2025年4月)

今月も5,000ヒット以上部をカットして表示しており、今月の「日平均訪問者数」(赤線)は、この三か月間の顕著な増加をさらに延長して464人(年間では2.7倍)となり、過去最高をさらに更新しました。他方、AI効果の目安である「総ヒット数」(赤二重線)は再び年初やAI津波以前のレベルに下降し、AIによる異常突出のサインも消え、AIの効果が行きわたる中で、訪問者全体の顕著な伸びに結びついている模様です。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2025年3月)

今月も2月にならい、グラフ表示のうち5,000ヒット以上部をカットし、AIによる誇大影響部を省いています。ただ今月は、「日平均訪問者数」(赤線)が、2月の320人から416人へとさらに増加して過去最高となり、また、AI効果を測る「総ヒット数」(赤二重線)も再上昇しています。こうした大きな動きは、AIの影響が確かに働いていることを物語っています。


そのほかの動きでは、単独に目立った増加が見られる「MaHa関係」(桃色線)を除き、他の部門はどれも減少傾向にあります。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2025年2月)

今月も1月にならい、グラフ表示のうち5,000ヒット以上部をカットしてAIによる誇大影響部を省き、復帰してきた従来の動向に焦点を当てた表示にしてあります。こうして、昨年後半の不自然な変動が沈静化し、今月も、戻った従来型の伸びがさらに加速する動きとなっています。


この2月、「日平均訪問者数」(赤線)は、1月の263人から320人へと22パーセント増加しています。また、AI効果を測る「総ヒット数」(赤二重線)はさらに下がり、事実上、その効果の消滅を示し、一年前に戻ったかのレベルを示しています。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2025年1月)

新年が開け、昨年の“AI津波”による乱高下は収まったようです。下のグラフは、5,000ヒット以上の乱高下部をカットし、こうして復帰してきた従来の動向に焦点を当てたものです(その下の縮小版は、参考までに昨年12月のグラフ)。このように1月は、昨年前半を自然に延長したような変動となっており、あたかも、AIの形跡が姿を消したかの様相となっています。


この1月、「日平均訪問者数」(赤線)は、12月の233人から263人へと13パーセント増加しています。また、AI効果の程度を見るために加えられた「総ヒット数」(赤二重線)は、昨年の前半レベルへと下がり、事実上、その効果の消滅を示しています。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2024年12月)

2024年は、下のグラフが如実に物語るように、年の前半と後半とが、まったく別の環境にあるかのような、大変化の年となりました。言うまでもなく、これはAIの普及による自動化された検索や要約が広まったためで、その作用を受けるか否かで、ヒット数変化は桁違いのものとなっています。

12月においては、一項目を除き、ほとんどの項目へのAI影響はみられず、全般に、ほぼAI以前状況に帰ったかの感があります。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2024年11月)

〈AI読者時代〉の到来

まずはじめに指摘すべきことは、まさに〈AI読者時代〉の到来です。下のグラフが示すように、直近の三か月において、変化のスケールが激変したことが判ります。従来の生の人間による動向が、AIの登場により、桁違いに増幅され、当サイトへの“交通量”が大変化しているのです。すなわち、“生”の読者がAIの自動支援を受けることにより、瞬時にぼう大なデータを検索し、記事や言説を発見しているのです。これは、まさしく今日進行中の技術上の革命的変化であり、その意味で、本レポートの分析に用いてきた従来のアプリ(Webalizer)の「訪問者」は時代ズレしたものと判断されます。そこで今回より、以下のように、その使用法に修正をくわえてみました。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2024年10月)

「AI読者の出現」の様相

下のグラフのように、訪問状況は様相が大変化し、新たなフェーズに入ったかの感があります。すべての部門ではないですが、ほとんどの部門で、数倍から十倍以上もの桁違いの増加が見られ、あきらかに、AIの普及による新たな読者傾向、「AI読者の出現」と見るべき状況となっています。

〔注〕表示期間を2年間に縮小

10月の「日平均訪問者数」(赤線)は、9月の287人からへと400人へと、先月に続いてさらに100増し、最高値を更新しています。9,10月の二か月間で2倍の伸びです。かくして、訪問状況は、従来の生な読者から「AI読者」による――株用語で言えばレバレッジのかかった――、激しい変動をもった変化状況に移ってきています。 続きを読む