《生命情報》という分野

「新領域」への到達

前回までに、「リアル旅」なり「メタ旅」なり、「旅」という移動世界を踏破し終えたことで、ひとつの節目を迎えると同時に、ある種の「新領域」に到達したかの感触があります。

それは、これまで、「汎情報」とか「《情報》」とか表現して、今日のデジタル情報に代わる〈もっと根源的な情報の世界〉、平たく言えば、「思いの交換媒体」の存在を述べてきました。つまりこの大自然には、今日、私たちが認める以上に微妙で深い、そうした情報のやり取りがある、という感触であり、そういう仮説の設定です。 続きを読む