第2部 「〈心〉理学」へのアプローチ

第1部でのいろいろなエピソードを足掛かりとして、いよいよ、「〈心〉理学」を組み立ててゆく段階に至ってきました。ただ、ひとくちに「〈心〉理学」と言っても、そのカバーする範囲はぼう大な領域です。そしてそれがどれほど大きいのか、今の段階では、その全貌すら描き切れません。そこでこの第2部では、その全体像へのアプローチとして、MaHaとの対話をランダムに重ねながら、それを探ってゆきます。 続きを読む

1.07 〈心〉の機は熟した

前回の話からすると、どうやら君の言う「〈心〉理学」も、その体裁を整えたようだね。その次のステップに進む用意ができたように見えるよ。そこでね、私からの提案なんだが、君が提示した図に私の期待を込めて、もう一つの図を示したいんだ。

「〈心〉理学」については、まだまだ、そのとば口でウロウロしている段階ですが、MaHa、それはどんな図ですか。

いや、図的にはごく簡単なアレンジに過ぎないのだが、このような図だ。 続きを読む

1.06 〈心〉の「フィラース」

まずはじめに、上の題名にある「フィラース」とは、言うまでもなく、本サイトのタイトルの「フィラース Philearth」のことで、もともとこのタイトルは、以前に述べたように、私らが若い時代に考案した造語です。それを再度説明しておきますと、「愛智」の「Philosophy」と「地球」の「earth」という二語を重ねた語で、その遠き時代の「愛地」というアイデアリズムを、それから半世紀後の今日によみがえらせたものです。 続きを読む

1.05 《〈心〉運動起源説》

前回では、日本はいまや〈心〉の先進国ということで「落ち」となりました。そこでMaHaの言うその〈心〉の世界ですが、もっと詳しく知りたいとところです。そこで前回の発展として、その「落ち」をもらって僕なりに納得したことがあります。それは、僕が体験的に確かめてきている、「〈心〉は運動によってつくられる」という、いわば《〈心〉運動起源説》です。

〈心〉の発生源としての「運動」
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1.04 日のいずる国

ねぇMaHa、僕は年齢数上は紛れもない老人だけど、見てくれはそれほどじゃないみたいです。それに気分上で言わせてもらえば、老人扱いされることをまだまだ素直に受け入れられないところもあります。これってやっぱり、運動のせいだと思うんです。運動のお陰で、元気でいられている。それでだんだん、僕の生身と毎年着実に進む数字としての年齢との間にギャップが出来てきている。

その通りだと思うけど、それで何が言いたいの? 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2025年2月)

今月も1月にならい、グラフ表示のうち5,000ヒット以上部をカットしてAIによる誇大影響部を省き、復帰してきた従来の動向に焦点を当てた表示にしてあります。こうして、昨年後半の不自然な変動が沈静化し、今月も、戻った従来型の伸びがさらに加速する動きとなっています。


この2月、「日平均訪問者数」(赤線)は、1月の263人から320人へと22パーセント増加しています。また、AI効果を測る「総ヒット数」(赤二重線)はさらに下がり、事実上、その効果の消滅を示し、一年前に戻ったかのレベルを示しています。 続きを読む