共感と孤高の彩り;ヒット統計を分析して


バーチャルがゆえにリアル

本サイトでは、毎月初めにその前月のヒット数の分析記事を掲載しています。その統計分析結果の読み方なのですが、それはまず数量的観点では、デジタル社会で営むビジネスの「経営指標の読み方」と言ってもよいようなものです。さらに、それを価値的に考えると、私のようなサイト運営はまさにバーチャル人生であって、そこでのヒットとはリアル世界の日々の出合いに相当します。そしてその分析結果とは、あたかも人生行路に見出せる、共感と孤高が織りなす彩りを見る思いがします。加えて、そのデジタル社会の神髄をお金のしがらみを除去することに定める時、そのバーチャル社会はさらにバーチャルへと再転化し、そこにピュア―なリアリティーが新生されてくる感を抱けます。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2023年1月)

最新記事に大きな伸び

この1月は、一日平均訪問者数(赤線)は161人で12月からは2人との微増となりました。

全般に、古い記事の低迷が明らかな一方、「近量子生活」(青二重線)は、一気に2.5倍の伸びとなりました。また、「本サイトについて」は本サイトの基本情報を提供しているものですが、昨年11月以降、高い数値を示しています。(今回、「本サイトについて」のデータを訂正した関係で、従来の折れ線とは変わっています。) 続きを読む

《越境》の日常化

かくして、私にとっての《越境》は、以上に述べたように思念的かつ実例的リアリティーを持ってきています。ゆえにそれは、もはや《越境》として、あえて非日常現象として特別扱いする対象ではなくなってきており、むしろそういう日常が始まっていると言えます。ただし、この「日常化」には、注記しておくことがあります。それはおおよそ、その「日常化」との言葉にはそぐわない、日常をあえて差異化するように、極めて非ルーティン的な取り組みで支えられるものです。 続きを読む

続・《越境》へのリアリティー

B 「移動」という客体的体験

以上は「見え方」という主体的体験に焦点を当てた考察でした。そこで次に、「移動」という客体的体験にもとづく見解です。

上で触れられていた「西洋と東洋の融合」の観点は、先では別の今日的断面において現在の世界の閉塞を克服する観点として取り上げました。しかしこの「《越境》観の展望」の第二の議論では、地理的あるいは空間的〈移動〉という客体的体験の面を取り上げます。 続きを読む

《越境》へのリアリティー

本サイト『フィラース Philearth』は、HPのメニューの「ホーム」にあるように、兄弟サイト『両生歩き』の主テーマを引き継ぎ、人生における「移動」の意味を、最も広い次元にまで広げようとするものです。

そのこころみの中で、これまで、「理論人間生命学」として、その理論的考察を追究してきました。そして、その到達点が科学と宗教に両属する領域における量子理論の役割と可能性です。それをこの「 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2022年12月)

成長に足踏み状態

この12月は、一日平均訪問者数(赤線)は159人で11月からは6人の減少となり、ふたたび増加傾向に足踏み状態が見られます。

その原因には、連続した海外旅行のため、記事の掲載が9月末より止まっていたことが挙げられます。その様子は、各項目のほとんどの停滞に現れています。

ただその中で、「近量子生活」と「理論人間生命学;第5部」の微増が注目され、新年への方向性としても示唆されるところです。 続きを読む

3. 未来に見るポータル

まずお詫びですが、この10月、11月と海外に出ていたために(その関連記事は「両生歩き」サイトをご覧ください)、本欄の執筆がとどこおり、この「近量子生活」サブサイトの記事についても、「1. 過去」「2. 現在」との二回は終えていますが、その「3. 未来」については、後回しとなっていました。読者の皆様には深くお詫び申し上げます。



3.1 「越境」への展望

筆者はことし76歳で、お役所用語で言えば「後期高齢者」に入って2年目を迎えています。その意味で、その「未来」とはきわめて限定されたものに違いありません。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2022年11月)

量子理論解釈への関心拡大

この11月は、一日平均訪問者数(赤線)は165人で、10月からは20人との増加となり、ふたたび順調な増加傾向にもどりました。

10、11月と連続した海外滞在により、新たな記事の掲載がなかったにも拘わらず、11月は顕著な増加となりました。そのけん引役は、理論人間生命学の第1部と第5部で、ことに後者は「量子的人間観」と題され、この最先端の物理理論の私たちの生活に結び付けた解釈をテーマとしており、理論人間生命学のハイライトとも言える部分です。それが増加しているのは、なかなか興味深い読者反応です。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2022年10月)

全般的に減少傾向

10月は、一日平均訪問者数(赤線)は145人となって14人の減少となりました。

全般的な減少傾向の中で、唯一目立った増加を見せているのが、「本サイトについて」(空色線)です。

全般として「理論人間生命学」が、今月掲載の「第5部」(深緑線)「第6部」(黒緑線)もって完結した関係から、この2つでの伸びが止まったほか、他のどの部もわずかな減少が見らます。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2022年9月)

新設項目へ関心が移動

9月は、一日平均訪問者数(赤線)は159人となって再び順調な伸びを示しています。

全般として「理論人間生命学」が、今月掲載の「第5部」(深緑線)「第6部」(黒緑線)もって完結した関係から、この2つでの伸びが見られるほかはどの部も大きな減少が見られ、ヒット数200前後で立て込んでいます。

また今回から、新たなサブサイト「近量子生活」(青複線)と、これまでの「セルフ生殖社会」と「四分の三プロジェクト」を合算した「自由記事」(黄色線)、そして「時空地球」(茶色線)を加えました。 続きを読む