サイト訪問統計分析レポート(2023年4月)

新記事の伸び続かず

この4月は、一日平均訪問者数(赤線)は138人で2月からは20人減少し、ほぼ10か月前の水準に戻りました。まことに残念な数値ですが、以下の詳細が示すように、期待される新記事へのヒットが伸びていないことによります。

その詳細ですが、まず、目立った伸びを見せていた新項目「人生はメタ旅へ向かう」(黒線)が、4月は微増にとどまっています。

また、反転を見せていた「理論人間生命学」(緑線)はここで再び下落し、期待された復活の様子はみられません。 続きを読む

人生はメタ旅へ向かう(6)

追加章 「旅」は脳への栄養源

『運動脳』という本

前回の第5章で最終章にしたはずだったのですが、その後、一冊の本を発見し、その追加章をここに付け加える必要が出てきました。

そしてその本とは『運動脳』(右図)で、健康の本源は身体に加え脳を健康に保つことにあり、それには運動が必須であるというものです。これまで、身体の健康ために運動が必要とは言われてきましたが、脳の健康ためにも運動が必要というもので、それをこの本は、科学的エビデンスを縦横にそろえて立証しているものです。 続きを読む

人生はメタ旅へ向かう(5)

第5章(最終章) 究極の旅としてのメタ旅

「人生は旅なり」とのことわざをめぐって、リアル旅からメタ旅まで、旅についての見解を4章にわたって述べてきました。そこでこの第5章はその最終章として、語り残してきている人生の最後の旅、永遠の旅を含め、旅と言う人生のアバターについて、まとめの描写を試みたいと思います。

「永遠の旅」というメタ旅

人生の最期に誰もが体験する、そしてねばならない、永遠の旅について、すでにその旅立ちをする同輩を持ち始めている私にとって、それは日増しに他人事ではなくなってきており、避けられない想定として、頭の中に居座り続けるものとなっています。 続きを読む

人生はメタ旅へ向かう(4)

第4章 「メタ旅」という人生攻略法

はじめに

本章では、あまり詳細に立ち入らないで、大局的で大ぐくりな話、今の言葉でなら「ざっくり」とした話から、「メタ旅」というものを考えてみたいと思います。

そこでまず、自分を自分の意識のままに、それを所有していると奢ったり、それほど惨めと沈んだりするのは、だれもそうではあるのですが、止めておきましょう。意識ってもともと、スクリーンに投影された単なる映像 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2023年3月)

新記事に顕著な伸び

この3月は、一日平均訪問者数(赤線)は158人で2月からは6人微増しました。昨年末以来の160人付近で上下する高原状態となってきています。

詳細をみると、先月から始まった新項目「人生はメタ旅へ向かう」(黒線)が、目立った伸びを見せています。

また、連載完結によって急落していた「理論人間生命学」(緑線)はここで反転を見せ、新項目の「人生はメタ旅へ向かう」と関連した内容もあって、その復活の様子がうかがえます。 続きを読む

人生はメタ旅へ向かう(3)

第3章 健康法としてのメタ旅

本章では、「メタ旅」について、まださほど注目されていないながら実用的な側面に焦点をあててみます。それに確実に高齢者向きでもあります。それは、メタ旅を、狭義では治療法、広義では健康法として活用しようという観点です。すでに、病気予防や健康増進については、身体面への取り組みを柱に、大きな前進を見せてきており、旅一般が広い環境つくりとして、その取り組みの一環となっています。そこでその旅をメタ旅としてそのメンタルな面に注目する時、ある特異な効用が浮かび上がってきます。たとえば、健康維持や増進にとって、運動の果たす役割は一種の万能薬的効用をもって、その取り組みの要となっていると言ってよいでしょう。それと同じように、メンタル面での健康維持対策においても、運動の大事さが着目されるのです。さらには運動は、身体と精神の両機能を健全にかつ総合的に結びつける要素ともなっており、逆に運動不足が、今日の私たちの心身ともの不健康の大きな原因となっています。そしてそのような健康の源泉ともいうべき運動が広く身心両面を結び付けながら実行されるのが旅です。さらに、そうした運動のうち、不健康や高齢を原因として、その物理的運動に制約が生じてきた場合、残された健康資源としていっそうの働きを担うのがメタ旅と言うことができます。つまり、旅がもたらす効用のうち、健康のためにより根源的な働きをなすがメタ旅なのです。 続きを読む

サイト訪問統計分析レポート(2023年2月)

世代替わりの傾向

この2月は、一日平均訪問者数(赤線)は152人で1月からは9人減少しました。昨年後半から、月ごとに増減を繰り返しており、起伏のあるピーク状態をなしています。

詳細をみると、まず今回から新項目「人生はメタ旅(へ向かう)」を加え黒線で示されています。

全体に、新項目の伸びが顕著で、完結して急減中の「理論人間生命学」と、代替わりしつつあります。

特に伸びが目立つのは、「その他」(茶色点線)と、「時空地球」(茶色線)です。前者の主要記事はこの「サイト訪問統計分析レポート」なのですが、そのうち、本グラフ上に表示はありませんが、昨年の11月、12月、そして今年1月の分析報告に他月の2、3倍のヒットがあります。 続きを読む

人生はメタ旅へ向かう(2)

第2章 情報の外の〈情報〉

情報と〈情報〉

前章では、メタ旅の「メタ」とは、「現実のもつ〈情報〉度の高い領域」ということを述べました。では、そこに言うこのカッコ付きで表される〈情報〉とは何なのでしょう。

もちろん今日、私たちの身の回りはもう、どこを見回しても、カッコなしの情報、情報で埋め尽くされている感があります。

すなわち、そこで言われる情報とは、IT産業が扱っている情報のことで、IT装置が扱えるデジタル化した情報のことです。 続きを読む

人生はメタ旅へ向かう(1)

第1章 人生は旅なり
リアル旅とメタ旅

〈人生は旅なり〉とのことわざは世界共通のようで、むろん、いかにもうなずける文言です。

そこでこうして広く引用される旅を大別して、リアル旅とメタ旅と、二分してみます。つまり、地理的な移動という意味のそれを「リアル旅」、上のことわざに託されたような思念的な意味のそれを「メタ旅」と呼びます。

もちろんこの二つの旅は明瞭に分けられるものではなく、そういう二つの両端をもつスペクトルを成して、実際上は、二つの混合割合の様々な、個別な味わいを伴なって行われているのが通常です。 続きを読む

共感と孤高の彩り;ヒット統計を分析して


バーチャルがゆえにリアル

本サイトでは、毎月初めにその前月のヒット数の分析記事を掲載しています。その統計分析結果の読み方なのですが、それはまず数量的観点では、デジタル社会で営むビジネスの「経営指標の読み方」と言ってもよいようなものです。さらに、それを価値的に考えると、私のようなサイト運営はまさにバーチャル人生であって、そこでのヒットとはリアル世界の日々の出合いに相当します。そしてその分析結果とは、あたかも人生行路に見出せる、共感と孤高が織りなす彩りを見る思いがします。加えて、そのデジタル社会の神髄をお金のしがらみを除去することに定める時、そのバーチャル社会はさらにバーチャルへと再転化し、そこにピュア―なリアリティーが新生されてくる感を抱けます。 続きを読む