「四分の三プロジェクト」の突破口

先に《「四分の三プロジェクト」への〈下ごしらえメモ〉》を書き、いよいよ、このプロジェクトの「始動近し」の気配を表わしました。しかしまだ、そこに一点、最後まで留保を置いている箇所があって、起動を踏み切れないでいました。それが最近、思い掛けないことから言わば〈友軍〉と遭遇し、その最後の曇りが「やはりそうだったかと」、晴らされることとなりました。

そうしたその「最後の留保」とは、二重の引っ掛かりを伴ったもので、一つは、「灯台下暗し」とも言える盲点と、他は、「身びいき」を戒める抑制でありました。 続きを読む

「四分の三プロジェクト」への〈下ごしらえメモ〉

まだ試行錯誤段階なのだが、「四分の三プロジェクト」への“食材”が出そろい始めている。その25年間を満たすはずのコンテンツのいろいろである。

すでに述べたように、「健康観」から「人生観」への移動過程を終えて「プラスアルファ」を見出し、まがりなりにもこの生命装置の正常運転に入っている。

むろん、いつ、予期せぬ異常が発生し、この正常運転が狂いだすか予断は許せない――現にPSA値の高さの要注意信号が出ている――のだが、運転としては、以下がその大要となるはずだ。 続きを読む

3.1 理論と経験の結合

《経験的知見》からの合流

この「理論人間生命学」は、その名の通り、理論的な枠組みとアプローチをその開発の方法としてきましたが、他方、兄弟サイトの『両生歩き』において、それを経験的に、ことに「健康」――すなわち健やかな「生命」――というアプローチをへて、ひとつの達成を見ています。

むろんこれは、私的体験に基づいた視点ではありますが、理論という抽象性をその対極から補う具体性において、まぎれもない事実を提供しているものです。 続きを読む